Domaine Inebriati | Nerei 2022 イネブリアティ ネレイ / フランス ラングドック

私の好みにズバッとハマった
南仏、ラングドックの造り手
― inebriati ―

アロマティックなニュアンスに
毎度癒しをもらっている店主です。

品種ユニ・ブランの単一。
この品種、ブレンドとして
他の品種と共に名を連ねているのは
よく見かけますが、単一は少し稀。

造り手ビクトールさんの
経験と勘から生まれる、
美味しい醸し系白ワインです。

秋の森に包まれるウッディノートに、
桃やアプリコットのアロマ。
ほのかな甘みと酸味が、
心を軽やかにしてくれる、
そんな印象。

レモンパイと言ったら大げさだけど
甘さと酸味のバランスの良いこと！

それから店主が密かに
期待しているのは
二、三年先の味わい。
蜜感や香ばしいパイの余韻が
顔をのぞかせそうで、
ワクワクしております。

輸入元資料によると、
このInebriati
（ドメーヌ・イネブリアティ）は、
父親から借りた2haの土地で
ワイン造りをスタート。
オーガニックおよびビオディナミを
実践していた父親の影響もあって
ブドウ栽培もオーガニックです。

ブドウ畑は南フランス
ラングドックの北部、
Pic Saint Loup（ピク・サン・ルー）

テロワールは「グラヴェット」という
褐色の土とジュラ紀の石灰岩の小さな
角張った石の混合で、夏でも清々しさを保ち
排水性に優れています。

自然でバランスの取れた土壌から
ブドウは手で収穫され、化学薬品を
使用せずに醸造されます。

最高品質のワインを造るべく。
（参考・輸入元資料）

ビクトール（イネブリアティの生産者）は
このワインについて多くを語らず、
「唯一無二のワインなので先入観を持たず
とりあえず飲んで感じて欲しい」
とか。

冷やしめからスタートして
― おつかれ、今日の私 ―
とか言いながら
大きく深呼吸したくなる
そんなワインです。

♯グラス一杯の幸せ